17日午後5時55分ごろ、千葉県市原市姉崎、「協永不動産」事務所内で、経営者の永野武さん(78)が上半身を数カ所刺されて倒れているのを妻(75)が発見、119番した。永野さんは搬送先の病院で間もなく死亡、県警は殺人事件として捜査を始めた。
県警捜査1課によると、永野さんは背中や首の下あたりを刺され、ほおにも切り傷があった。18日に司法解剖し詳しい死因を調べる。凶器は見つかっていないという。
事務所はプレハブの平屋で、永野さん宅と同じ敷地内。永野さんは妻と2人暮らしで、1人で不動産業を経営していた。17日は営業日で、妻が事務所で働いている永野さんを同日昼ごろ見ていることから、その後に殺害されたとみられる。
現場はJR姉ケ崎駅から西に約500メートルの住宅街の一角。