1957年までの厚生年金の「旧台帳」と呼ばれる約1365万件の年金記録を社会保険庁のコンピューターに入力した際、勤務先の事業所名が入力されていなかったことが分かった。
社民党の保坂展人衆院議員が17日、記者会見し、明らかにした。政府が3月末までを目指している該当不明の約5000万件の年金記録の照合作業にとって新たな障害となる。
現行の年金記録の管理システムでは、勤務先である事業所ごとに個別の整理番号を付けて管理している。しかし、旧台帳が使われていた当時は、事業所名は記載されているが、整理番号が導入されていなかった。このため、旧台帳の情報をコンピューター入力した際に、事業所名は入力されなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080118-OYT8T00205.htm