バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は17日の下院予算委員会で証言し、低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付きは、現時点で1000億ドル(約10兆7000億円)に達し、今後「その数倍」に膨らむ恐れがあるとの見方を示した。ただ5000億ドル(約53兆5000億円)には達しないとしている。
昨年7月、議長は、サブプライム住宅ローンの焦げ付きに伴う焦げ付きについて、最大1000億ドルとの民間試算を紹介。同11月には最大1500億ドルとの見方を示しており、今回、損失見通しを上方修正した形だ。(時事) アサヒ・コムトップへ
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