新テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋での給油活動再開に向けて石破茂防衛相が派遣命令を出したことを受け、防衛省の斎藤隆統合幕僚長は17日の定例会見で、派遣部隊は340人規模で、指揮官に海自第1護衛隊司令の佐伯精司1等海佐(47)を充てることを明らかにした。
派遣部隊は補給艦「おうみ」(長崎県・佐世保基地)と護衛艦「むらさめ」(神奈川県・横須賀基地)で編成。再開は2月中旬となる見通しで、昨年11月の活動停止から3カ月余りで「テロとの戦い」に復帰する。
統幕長は「(国会などで)いろいろな議論があったことを重く受け止め、初心に帰ってきちっとした活動をやっていきたい」と述べた。