１６日午後１１時２０分ごろ、大阪府守口市滝井西町の民家に住む女性から「泥棒が入ったようで、生後２週間の子どもの口に粘着テープが張られ、殴られたあとがある」と１１９番があった。乳児は搬送先の病院で死亡が確認された。
母親（２２）も粘着テープで緊縛され、冷蔵庫の前で倒れており、祝儀袋に入った現金５万円前後が奪われたという。大阪府警は強盗殺人容疑で捜査を始めた。守口市門真市消防組合によると、死亡したのは男児という。
守口署の調べなどによると、事件があったのは午後７時ごろ。犯人は男で身長約１７０センチ、黒のニット帽と白いマスクを着用し、黒ずくめの服装だったという。通報したのは乳児の祖母（４８）で、帰宅して発見した。玄関のドアは閉まっていたが、鍵は掛かっていなかったという。
乳児の口に粘着テープが突っ込まれていたとの情報もあり、府警は詳しい状況を調べている。