本格的な入試シーズンの到来を告げる大学入試センター試験が19、20の両日、全国736の会場で実施される。センター試験を利用する大学は国立82校、公立73校、私立466校の計621校、短大は公私立合わせて156校といずれも過去最多。約54万3000人が受験する。
今回のセンター試験をめぐっては、問題作成資料の盗難による問題の差し替えや、高校卒業程度認定試験(旧大検)の採点ミスで新たに受験資格者が判明するなど直前まで混乱があった。
過去2回でICプレーヤーの故障や不具合の申し出が相次いだ英語のリスニング試験も、19日午後に行われる。
入試センターの集計によると、少子化の影響もあり志願者は昨年より約1万人減って54万3385人。募集人員に対する志願倍率は過去最低の3・0倍となる見通しだ。
試験後の予定は次の通り。
平均点の中間発表 23日▽得点調整の有無の発表 25日▽追試験 26、27日▽平均点の最終発表 2月7日