イラク中部ディヤラ州バクバ近郊で16日、爆発物を身につけた女性が自爆し、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると少なくとも8人が死亡した。現場はイスラム教シーア派住民が多い地区で、アルカイダ系スンニ派過激派によるテロの可能性がある。
イラクで女性の自爆はまれだったが、今月2日にもバクバで女性が自爆し10人が死亡した。
アルカイダ系過激派の多くは、駐留米軍やスンニ派部族長らの掃討作戦に遭い、中部ディヤラ州などで再編を図っているとされる。米軍は同州で14日に行った掃討作戦で60人を殺害したと発表。追いつめられたアルカイダ側が女性まで投入し始めた可能性がある。 アサヒ・コムトップへ
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