兵庫県高砂市の漁業の男性(62)が、1カ月以上前に網に引っ掛かった不発弾2発を漁港に持ち帰ったまま放置し13日になって、所属する高砂漁業協同組合が加古川海上保安署に通報、海上自衛隊に引き渡した。
同保安署などによると、不発弾は爆弾とみられ1つが直径15センチ、長さ約60センチ。もう一方が直径12センチで破損していた。男性が昨年11月下旬から12月上旬ごろ、底引き網漁中に網に引っ掛かった。
旧日本軍のものとみられるが、いずれも信管はなく、爆発する可能性は低いという。
男性は不発弾を岸壁に置くなどしていたが、腐食が激しく不発弾という認識はなかったという。
(共同)