2008年01月13日(日) 20時54分
<クロツラヘラサギ>保護…くちばしの釣り糸除去 沖縄(毎日新聞)
沖縄県豊見城(とみぐすく)市で、渡り鳥のクロツラヘラサギがくちばしに釣り糸が絡まり、衰弱していた問題で、環境省那覇自然環境事務所は13日、この鳥を保護し、動物病院で釣り糸を除去した。
火薬ロケット3基を使ってネットを飛ばす捕獲をこの日から始めた。しかし、問題のクロツラヘラサギはこの日、ロケットネットを仕掛けた同市与根の池ではなく、同市豊崎の干潟に移動。一度は捕獲を断念した。
午後6時20分ごろ、干潟近くのマングローブ林に入ったところを、環境省の委託を受けて捕獲にあたっていた山階鳥類研究所の研究員ら5人が囲い込み、手で捕獲した。
通常2キロ近くある体重が約800グラムしかなかったといい、病院で餌をやって体力をつけた後、放鳥する予定。【三森輝久】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080113-00000066-mai-soci