地球環境を守るため、再生可能なエネルギーを主体にした社会づくりを進めようと、サッカー日本代表の岡田武史監督や女優の竹下景子さんらが11日、政策提言グループ「地球環境イニシアティブ」(小田全宏代表)を設立したと発表した。
3月23日には東京都内で設立記念シンポジウムを開催。太陽光や風力など資源を枯渇させないエネルギーの導入推進を、国の構想に位置付けることなどを求める「政策提言」を発表する。
今後、有識者をアドバイザーに迎えて環境に関する調査や研究をしたり、民間非営利団体(NPO)などとのネットワークづくりをしたりするなどの活動も進める。
岡田監督は、監督就任まで日本サッカー協会で環境保護活動担当の特任理事を務めるなど環境への関心は高い。会見で自らの取り組みを問われ、割りばしを使わないよう自分用のはしを持ち歩いていることを挙げたが「しょっちゅう酔っぱらって(店に)忘れてくるので、たぶん環境に悪いんですよね」と笑いを誘った。