津市は、市の魅力や特産品などを全国的にアピールしてもらう「津ふるさと元気大使」に、女子レスリング世界王者の吉田沙保里選手(25)、ビーチバレーで人気の浅尾美和選手(21)、2007年度ミス日本グランプリの萩美香さん(24)の3人を新たに任命することを決めた。
吉田選手と萩さんは津市出身。浅尾選手は三重県鈴鹿市出身で、津商業高校に通っていた。昨年11月に創設した「元気大使」には、市内の企業に所属したことがある元スピードスケート選手の勅使川原郁恵さん(29)やデザイナー、NPO理事など既に5人を任命している。今回、全国的に輝く市ゆかりの3人にも快諾してもらえたという。
同市の東京事務所で今月中に順次、委嘱式を行う。今後、市が用意する大使の名刺を使ってもらい、市が届ける季節の特産品を、マスコミや自身のブログなどを通じて紹介してもらう。市のホームページに大使の近況報告を載せることも検討中という。
松田直久市長(53)は「華やかな方々に協力いただき、いろんな情報を発信できるよう市として努力したい」と3人の魅力に期待している。
(中日新聞)