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2007年12月29日(土) 02時10分

<名古屋裏金>百貨店に24万円預け金 勤労福祉室毎日新聞

 総額約1億6090万円に上る名古屋市の裏金問題で、市民経済局勤労福祉室が約24万円を取引先の愛知県内の百貨店に預けていたことが28日、分かった。出し入れがないまま10年以上保管されていたが、金の出所や何のために預けたのか現時点では確認できていない。

 市によると、預け金は24万8144円。96年以前に百貨店の口座に入金され、店の担当者が金額が記入された書類を引き継いでいたという。勤労福祉室は昨年3月、百貨店側から預け金の存在を知らされた後もそのままにしていたが、今月20日に返還を受けた。

 市が10月に行った最初の全庁調査では報告しておらず、同室は「調査対象という認識がなかった」と釈明している。市は「裏金である可能性は否定できない」として、有識者による外部調査委員会にも諮り、出所や預けた経緯を調べる。

 市の裏金を巡っては、東市民病院(千種区)が架空の請求書で支払ったように見せかけ、業者に予算残額約460万円を預け保管していたことが分かっている。

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 名古屋市が裏金調査の結果を公表したのを受け、市の外部調査委員会は28日、2回目の会合を市役所で開いた。再発防止策の早期提言に向け、来月以降週2〜3回のペースで会合を開くことを決めた。【影山哲也】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071229-00000002-mai-soci