中国産緑茶とインド産トウガラシから、基準値を超える殺虫剤「トリアゾホス」の検出が相次いでいることがわかり、厚生労働省は27日、食品衛生法に基づく検査命令を出した。
当面、トリアゾホスの残留を調べる検査に合格しなければ輸入できなくなる。
厚労省によると、国内の業者が中国産緑茶を輸入した際、今年3月と今月、検疫所のモニタリング検査で検出。インド産トウガラシは先月と今月、同様に検出された。
いずれも、すでに廃棄や積み戻しなどの措置がとられたが、検出された量は微量で、健康に影響はないという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071227i416.htm