2007年12月25日(火) 20時01分
C型肝炎、5人院内感染=器具再使用か−心臓カテーテル検査・神奈川(時事通信)
神奈川県茅ケ崎市の茅ケ崎市立病院は25日、心臓カテーテル検査を受けた60〜70代の男性5人が、C型肝炎に感染した疑いがあると発表した。同検査に使用する器具のうち、血圧を測る「トランスデューサー」を交換せず、感染した疑いがあるほか、生理食塩水が汚染されていた可能性もあるという。
5人は心臓病の疑いで検査入院していた。治療を受け、肝機能は回復に向かっている。
同病院によると、循環器内科で昨年12月と今年3、4月に心臓カテーテル検査を受けた2人がC型肝炎を発症した。直前にC型肝炎ウイルスを保持している患者が検査を受けており、さらに2人のうち1人と同じ日に検査を受けた3人から、C型肝炎ウイルスが検出された。
5人とこの患者のウイルスの遺伝子型が一致し、検査に使った医療機器を介して院内感染したとみられる。
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