菓子メーカー不二家(東京)は21日、クリスマス向けの焼き菓子の詰め合わせ商品「ウィンターギフト」に賞味期限切れのマドレーヌが混入していたとして、農林水産省に自主申告した。一部商品は店頭から撤去したが、20箱は東京、埼玉、新潟の計6店舗ですでに販売されているという。不二家では今年1月にも期限切れ原材料の使用などが発覚している。
同省によると、袋詰めされたマドレーヌには賞味期限が12月11日と記されていたが、外箱の期限は12月25日と刻印されていた。11月30日に栃木県の野木工場で従業員が箱詰めする際に、誤って賞味期限の早い商品を混ぜ、十分に確認しないまま出荷していたという。