2007年12月22日(土) 06時03分
「鑑定、グッズに700万円」=警視勧誘の巡査長−「神世界」の霊感商法(時事通信)
ヒーリングサービスなどをうたった霊感商法事件で、関与が疑われている神奈川県警の吉田澄雄警視(51)に勧誘された部下の中に、「鑑定や宗教グッズの購入に700万円支払った」と話す巡査長がいることが22日、分かった。県警は勧誘の経緯について実態解明を急ぐ。
関係者によると、巡査長は機動隊で吉田警視の部下だった。2005年ごろ、病気で悩んでいたところ、警視に「いいところを紹介する」と声を掛けられた。その後、有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)の下部組織「びびっととうきょう・青山サロン」(東京都港区)に十数回、行ったという。
また、吉田警視に勧誘された別の警視も「ヒーリングやグッズに300万円使った」と話している。
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