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2007年12月17日(月) 00時00分

iPod Touch(あいぽっどたっち)読売新聞


絵・唐沢なをき/文・唐沢よしこ

 アップルのデジタルオーディオプレイヤー「iPod」が相変わらず人気ですワン。iPod人気でアップルのブランドイメージが上がり、同社製のパソコンのシェアも伸ばしたほどです。

 量販店でもアップル製品置き場が広くなったところが多いですね。一時期はあまりにパッとしなかったので「死に行くマシン」などとひどいことをささやくマニアがいたものですが、見事な復活っぷりです。

 そのiPodの最新機種がiPod Touchです。この機種は前面がタッチパネルになっており、操作はすべてパネル上で行います。従来どおり音楽を聞いたりビデオを観たりするだけでなく、搭載された無線LANを使ってウェブの閲覧、専用プレイヤーでYoutubeを見るなどの機能も付いています。

 タッチパネルというと銀行のATMのような数字ボタンの画像を押すようなものを連想しますが、iPod Touchに使われているのは押すだけではなく、どの程度のスピードでどの方向になぞったか、何本の指を使っているかということも感知できるパネルが使われています。このパネルは「マルチタッチ」と呼ばれており、iPod Touchにはこの特徴を生かした独自の操作方法がいろいろあります。

 たとえば、パネルを親指と人差し指でつまむように閉じてウィンドウを閉じる操作を「ピンチイン」または「ピンチクローズ」、その逆で指を開いてウィンドウを開く操作を「ピンチオープン」または「ピンチアウト」、指で画面をこすってスクロールさせる操作を「フリック」などです。これらは今後、一般的なタッチパネル操作の用語として根付くのではとも言われていますワン。

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20071217nt0b.htm