商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)系の投資会社「ケン・エンタープライズ」は13日、東証2部上場の「ソリッドグループホールディングス」(旧ライブドアオート)に対して行っていたTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。ソリッド社はTOBに反対を表明しており、国内上場会社では初の敵対的TOBが成立した。
10月31日〜12月12日のTOB期間中に、買い付け予定数の下限を超える1億1440万株の応募があった。買い付け総額は約30億円で、ケン社はソリッド社の発行済み株式の48・48%を保有し、筆頭株主となる。 ケン社は今後、市場などで追加取得し、過半数の保有を目指す方針だ。