2007年12月12日(水) 11時20分
<東国原知事>似顔絵が風俗業の広告に…「不適切で遺憾」(毎日新聞)
宮崎県産品などに使われている東国原英夫知事の似顔絵が、出会い系サイトのスポーツ新聞広告に使用されていたことが分かった。似顔絵は知事が「県のPRになれば」と不特定多数の業者に使用を自由に認めている。しかし、風俗業の広告に知事は記者団に「不適切で遺憾」とぶ然とした表情で述べた。
広告は、若い女性の複数の顔写真を背景に、法被姿の東国原知事に似たイラストが描かれていてサイトを宣伝しており、11月下旬に掲載されたという。
11日の県議会一般質問で県議が「知事の顔は宮崎県の顔。風俗店の広告に使われることは一県民として耐えられない」と指摘。知事は芸能人時代、少女を働かせていた風俗店に出入りしていた問題で一時謹慎したことがあり「非常に因縁めいたものを感じる」と冗談交じりに答えたが「イラスト使用への対応策は専門家と意見交換している」と述べた。
知事の似顔絵を巡っては、外国産を国内産と産地偽装したウナギの加工品などにも使われ、問題になった。知事は記者団に「(似顔絵入り商品が増える理由は)分からないが、売り上げが伸びるんでしょう」と述べた。【中尾祐児】
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