9日午後4時20分ごろ、兵庫県加古川市尾上町池田の路上で、近くに住む小学校2年生の女児2人が突然男にたたかれるなどし、ひざや頭に軽いけがを負ったとの通報が、女児の友人の父親から加古川署にあった。
現場は10月16日に市立別府小2年の鵜瀬柚希ちゃん(7)が刺殺された場所から西に約1・5キロで、人けはなかった。
加古川署の調べでは、午後3時すぎ、女児2人が遊んでいたところ、背後から徒歩で近づいてきた男が1人の背中を押して転倒させ、逃走した。
2人はそのまま遊び続けていたが、約30分後に同じ男が現れ、もう1人の女児の後頭部を棒のようなものでたたいて立ち去ったという。
男は身長約175センチで年齢30−40歳。口とあごにひげを生やし、黒っぽいサングラスをかけ、茶色のジャンパーとジーンズを着用していたという。