記事登録
2007年12月09日(日) 20時37分

ライフル暴発、2歳児死亡 東京、5歳兄が誤射か東京新聞

 9日午後零時20分ごろ、東京都目黒区五本木の医師立松秀樹さん(39)宅から「銃が暴発してけが人がいる」と119番があった。立松さんの二男で保育園児直樹ちゃん(2)の右胸部を弾が貫通しており、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。死因は失血死。

 警視庁捜査1課と目黒署は、近くにいた幼稚園児の長男(5)がライフル銃を触り、誤って引き金をひいた可能性があるとみて詳しい経緯を調べている。

 調べでは、立松さんは1階の応接間で、1人でクレー射撃用の銃など4丁を手入れしていた。立松さんが、テーブルの上に銃を置いたまま、隣の部屋に手入れ用の道具を取りに行った数分間に、子ども2人が入室。立松さんが戻ると同時に銃が暴発したという。

 立松さんは銃の所有許可を持ち、8日には趣味のクレー射撃をしていた。立松さんは、両親や妻、子ども2人と暮らしており、当時全員が自宅にいた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120901000296.html