ことし5月にジェットコースター事故が起きた大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」が9日、休園前最後の営業を終えた。
同園は8月に営業を再開したが入園者数が激減。今月7日に「イメージチェンジを図って再開したい」と当面の休園を発表した。
この日の入園者は約2400人。長男の誕生日祝いに家族で来たという大阪府豊中市の自営業石塚元一さん(37)は「事故後5回来た。今日が一番多いが、まだガラガラで寂しい。休園は残念」。友人7人で来たという大阪府摂津市の中学2年川田憲摩君(13)は「安全性と係員の元気を取り戻してもらいたい。再開したら真っ先に来る」と話した。
休園中に老朽化したコースターなど絶叫マシンを撤去、家族向けアトラクションを新設し、来年3月をめどに営業再開の具体的な方針を決めるという。