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2007年12月08日(土) 16時10分

元戦犯遺族も交えシンポ 補償求め韓国から来日東京新聞

 太平洋戦争後にBC級戦犯として処罰された朝鮮半島出身者の補償問題を考える日韓共同のシンポジウムが8日、東京都内で開かれ、元戦犯や来日した韓国人遺族らが戦後の歩みを報告した。

 シンポは在日韓国・朝鮮人の元BC級戦犯らでつくる「同進会」が主催。李鶴来会長(82)はあいさつで「韓国政府が昨年BC級戦犯を『日本による強制動員の被害者』と認め、ようやく『対日協力者』の汚名を返上することができた。残る日本政府の謝罪と補償を実現させて、亡くなった友人の無念を晴らすのが私たちの責務」と訴えた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120801000285.html