今年5月、1人が死亡、19人が負傷したジェットコースター事故が起きた大阪府吹田市の遊園地エキスポランドは7日、同園で記者会見を開き、10日から当面の間休園することを明らかにした。
約3カ月後の8月に営業を再開したが、事故の影響で例年に比べ入場者数が大幅に減少していた。安全なアトラクションの新設などでイメージチェンジを図り、再開することが目的という。
また、6日付で山田三郎社長を月額40%、5カ月間の減給にするなどの社内処分と、役員人事を発表。山田社長が代表権のない会長(新設)に退き、後任社長には清水忠一総務部総括部長が就いた。
山田会長は「安全安心に対する信用の失墜はわれわれの認識以上だった。このまま続けていると赤字のたれ流しとなる」と話した。