仙台市宮城野区のマンションで6月、スプレー缶のガスを吸引する「ガスパン遊び」をしていた中学生6人が重軽傷を負った爆発事故で、宮城県警少年課と仙台東署は7日、たばこに火を付けてガスに引火、爆発を招いたとして過失激発物破裂と窃盗の疑いで、同市の中学3年の男子生徒(14)を書類送検した。
ガスパン遊びに使う制汗スプレーを万引したとして、窃盗の疑いでいずれも15歳の中3男女4人も書類送検した。
ガスパン遊びをめぐる事故では、重過失失火容疑などで立件した例はあるが、宮城県警は、過失激発物破裂容疑の適用は極めて異例としている。5人とも容疑を認めているという。
爆発事故では5人のほか、部屋にいた中3女子も負傷した。