母親(76)の自宅に放火したとして、滋賀県警捜査1課は7日、放火容疑で、滋賀県高島市新旭町旭、大津市消防局の消防士長内田昌幸容疑者(45)を逮捕した。
内田容疑者は容疑を認め、動機について「借金の返済に困り、保険金が欲しかった」と供述。約1500万円の火災保険金を受け取っていたという。
調べでは、内田容疑者は9月3日午後、高島市新旭町の木造2階建ての母親宅の2階洋間の壁に放火、壁や天井など計約41平方メートルを焼いた疑い。ライターで火をつけたとみられる。けが人はいなかった。
内田容疑者は北消防署に勤務。救急業務を担当していた。当日は非番だったという。