埼玉県川口市のアパートで会社員渡辺沙織さん(26)が殺害された事件で、別の女性への強盗事件で逮捕された自称配管工清田龍也容疑者(39)が川口署捜査本部に対し、殺害事件当日に渡辺さんの眼鏡や服などで変装し、現場近くのスーパーの現金自動預払機(ATM)で金を引き出そうとしたことを認めていることが6日、分かった。
殺害現場から採取された遺留物のDNA型も清田容疑者と一致しており、捜査本部は清田容疑者が渡辺さん殺害に関与したとほぼ断定した。
調べでは、殺害事件のあった10月30日午後10時40分ごろ、渡辺さんのキャッシュカードを使いATMで金を下ろそうとする男がスーパーの防犯カメラに写っていた。