米空軍が機体構造上の問題からF15戦闘機の飛行を停止している問題で、沖縄県の嘉手納基地に所属する2機の機体に亀裂が見つかっていたことが6日、分かった。米空軍が発表した。
同基地報道部によると、基地にはF15C型とD型が合わせて40機以上所属しており、2度目の飛行停止命令が出た11月28日以降、30機を点検。うち2機の胴体部の縦通材に亀裂が見つかった。
米空軍は、米ミズーリ州で11月2日に起きた墜落事故を受けて機体を点検し、構造上に問題が見つかったとして飛行を停止。飛行再開後に新たに機体構造を支える縦通材に亀裂の入った機体が見つかり、E型を除くF15約450機について、3度目の飛行停止命令を出していた。