電機、自動車などの産業別労組でつくる金属労協(IMF・JC)は6日、東京都内で協議委員会を開き、2007年春闘以上の賃上げを来春闘で求める方針を決めた。同労協に加盟する電機連合は同日までに、代表的職種で2000円以上の賃上げを求める春闘要求案を固めた。
協議委員会で加藤裕治議長は「06年春闘で復活した賃金改善の流れを強め、07年の水準かそれを上回る取り組みをしてほしい」と呼び掛けた。
全体の統一目標は07年春闘と同水準で、「技能職、35歳で31万円以上」とした。
電機連合は開発・設計職で07年春闘と同水準の2000円以上、ほかの職種でこれに準じた賃上げを要求する。