日航の子会社「JALウェイズ」ホノルル発成田行きの機内で11月、60代の日本人男性が心肺停止状態になり、自動体外式除細動器(AED)を使って蘇生し、一命を取り留めていたことが6日、分かった。
男性は入院中で、快方に向かっているという。
日航によると、11月29日午前、離陸から約1時間後に男性から「心臓が痛い」と申し出があり、その後容体が急変し意識がなくなった。客室乗務員が機内に設置されたAEDを使用し、男性は間もなく意識を取り戻した。
同社によると、日航グループの旅客機内でAEDにより乗客が一命を取り留めたケースは初めてという。