2007年12月05日(水) 21時15分
ヲジサンの街・新橋のクリスマス(オーマイニュース)
蒸気機関車といえば、記者はすぐに宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を思い出す。
私が小学生だったとき、まだ新幹線はなく、東北本線には蒸気機関車が走っていた。私はお盆になると、その蒸気機関車に引かれた客車に乗って、家族で父親のふるさとに行き、親せきの人たちと会うのが、毎年の家族の行事だった。その父親のふるさとが宮沢賢治の故郷と同じ岩手県の花巻にあったため、子供のころから宮沢賢治の童話に親しんで育った。
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古い日々のロマンをかきたてる蒸気機関車だが、それが新橋の駅前にあるのは誰でもご存じだろう。そしてこの冬、蒸気機関車にもクリスマスの電飾が施され、待ち合わせの人たちの目を楽しませている。
新橋といえばお隣の汐留「シオサイト」に、にぎやかさを奪われた感じがしないでもないが、おそらく、ここがオーマイニュース本社に一番近いクリスマス・イルミネーションだろうということもあり、ご紹介する。
(記者:三田 典玄)
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