2007年12月01日(土) 13時16分
米・ヒラリー議員選挙事務所立てこもり事件 発生から約5時間半後に投降した男逮捕(フジTV)
アメリカ東部、ニューハンプシャー州で11月30日、次期大統領選の有力候補、ヒラリー・クリントン上院議員の選挙事務所に男が人質を取って立てこもったが、発生からおよそ5時間半後、警察は、投降した男を逮捕した。
男は、人口およそ3万人の静かで小さな町にあるヒラリー議員の選挙事務所に立てこもり、「ヒラリー議員と話させろ」などと要求した。
日本時間の1日午前3時ごろ、ニューハンプシャー州ロチェスターにあるヒラリー議員の選挙事務所で、男が選挙スタッフ5人を人質に立てこもった。
男は、爆弾を身に着けていると主張した。
警察は、特殊部隊と爆発物処理班を出動させ、現場一帯を封鎖した。
男は「ヒラリー議員と話をさせろ」などと要求していたが、段階的に人質全員を解放し、発生からおよそ5時間半後に警察に投降し、逮捕された。
AP通信などによると、男の名前は、リーランド・アイゼンバーグ容疑者(47)で、2007年もこれまで2回、飲酒運転とストーカー容疑で逮捕されていた。
この事件を受け、ヒラリー議員は、30日に予定していたバージニア州での集会をキャンセルした。
ヒラリー議員は「わたしの選挙スタッフを誇りに思います。彼らに感謝しているし、何より無事に終わってよかった」と述べた。
ヒラリー議員は、ニューハンプシャー州に駆けつけ、このあと、被害に遭った選挙スタッフをねぎらうものとみられる。
2007/12/01 13:16
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