2007年11月30日(金) 16時13分
募金装い2500万詐取、自称NPO代表に懲役5年判決(読売新聞)
街頭募金を装い約2500万円をだまし取ったなどとして、詐欺や組織的犯罪処罰法違反などの罪に問われた自称NPO団体の実質的代表、横井清一被告(36)の判決公判が30日、大阪地裁であり、杉田宗久裁判長は懲役5年、罰金200万円(求刑・懲役6年、罰金200万円)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、横井被告はアルバイトを雇って2004年10〜12月、大阪、京都両市内などで、難病の子どもの支援として集めた募金を詐取するなどした。
この事件では、裁判迅速化のため争点を明確にする「公判前整理手続き」を適用。検察側が詐欺の被害者について、9人を特定したほかは「不特定多数」としたことが争いになり、手続き開始から初公判まで全国最長の約1年11か月かかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000308-yom-soci