マクドナルドの東京都内4店舗が調理日時の表示の改ざんなどをしていた問題で、日本マクドナルドは29日、新たにソフトクリーム類とスライストマトも賞味期限切れの原材料を使っていたと発表した。期限切れ食材の使用は、シェーク飲料に加えて3種類となり、いずれも食品衛生法違反の疑いがある。サラダの表示の張り替えが6年前からほぼ毎日繰り返され、ヨーグルトの表示を改ざんしていたことも明らかにした。
新たな不正は27日以降の追加調査で判明した。同社によると、賞味期限切れのソフトクリーム原材料とスライストマトを使っていたのは、株式会社アスリートが運営していた都内の店舗。シェーク飲料での期限切れ原材料の使用も事実と確認された。ソフトクリームは06年から、スライストマトは04年から不正を続けていた。ヨーグルトの期限切れ使用は確認できなかったという。
また、「サイドサラダ」の調理日時の表示改ざんは01年から常態化し、「サラダディッシュ」の改ざんは06年からだったことが新たに判明。27日の会見で「従業員の証言では最長2年前から」としてきた改ざん行為は、6年前までさかのぼることになった。
http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY200711290323.html