2007年11月29日(木) 10時00分
プロが推薦「使えるサイト」はこれだ(日刊ゲンダイ)
ネット上にはおびただしい数のサイトがある。その中から各界のプロが太鼓判を押す有益なサイトを厳選した。
≪芸能界からの経済動向まで網羅≫
●江上剛(作家)
よく閲覧するのが「J—CASTニュース」(http://www.j-cast.com/)です。テレビや芸能界のようなやわらかいものから、「株価続落」といった堅い話題まで網羅されているところがいい。記者が独自に取材した裏情報が光っています。
このほか重宝なのが「やさしい経済用語の解説」(http://www.nikkei4946.com/today/)。読書中に難しい用語が出ると、すぐに検索しています。「法令データ提供システム」(http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi)は法律の条文が一目で分かるサイト。いま話題の「接待」という言葉を打ち込むと、関連する法律がズラリと出てきます。
≪プロの相談員がアドバイス≫
●柳沼正秀(ファイナンシャルプランナー)
まずオススメは「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」のHP(http://www.jafp.or.jp/)です。一般の人には馴染みが薄いでしょうが、ここの「くらしとお金のコミュニティ」では「貯める」「住まう」など項目ごとにQ&A形式のアドバイスを計100問読むことができます。
また、読者の質問メールに相談員が答えてくれるのもユニーク。質問コーナーを読めばローンや貯金とどう向き合うべきかがわかります。このほか「生命保険文化センター」のHP(http://www.jili.or.jp/)も内容が充実しています。
日銀が運営する「知るぽると」(http://www.shiruporuto.jp/)は自分が将来いくら年金をもらえるかを知るシミュレーションや、無料の家計ソフトを使えて便利です。
≪有識者の独自の視点に刺激を受ける≫
●柴田昌治(「スコラ・コンサルト」代表)
コンサルタント会社の代表として興味を抱くのが有識者の分析。「日経ビジネス オンライン」(http://business.nikkeibp.co.jp/index.html)は各界の人たちの考えを知るうえで貴重なサイトです。みなさん、切り口が独特だから、自分と違う意見を読める。そこが面白いんです。たとえば教育改革では古い革新政党と一線を画した視点に、「へぇ〜」とうなってしまいます。このサイトは「日経BPネット」(http://www.nikkeibp.co.jp/)と合わせて閲覧するといいでしょう。
≪米ナスダックの動きに注目≫
●村瀬智一(「フィスコ」株式リサーチ部長)
世界の株価動向を知るうえで欠かせないのがシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のHP(http://www.cme.com/trading/dta/del/globex.html)です。注目は「INDEX PRODUCTS」欄の「NASDAQ100」。ご存じのように、日本の株価は米ナスダックに大きく左右されます。この指数が強ければ日本の商いが堅調であるという目安になる。携帯電話などでデイトレードをしている人はチェックしてはいかがですか?
「リアルタイム世界の株価指数と為替」(http://www.w-index.com/)も投資に役立つサイト。たとえば香港マーケットの前場は日本の後場が始まる前に終わる。「香港が不安定なら早めに手じまいする」といった判断材料になるからです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000003-gen-ent