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2007年11月29日(木) 10時00分

大ヒット「恋空」 原作者は正体不明なまま日刊ゲンダイ

 ケータイ小説を映画化した「恋空」が、空前の大ヒットだ。公開3週目で観客動員は160万人を突破。総興行収入は40億円を超える勢いである。
 封切りは、ヒット映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と同じ11月3日。公開1週目こそ「ALWAYS〜」の後塵を拝したものの、その後は2週連続で「恋空」がトップなのだ。
「原作は“ケータイ小説ブーム”の火付け役で、女子高生を中心に1200万人が読んだとされます。昨年10月に単行本化されると、たちまちベストセラーとなり、上下巻合わせて195万部も売れました」(出版関係者)
 ストーリーは平凡な女子高生が、ワルな少年と恋に落ち、波乱の人生を歩むという恋愛モノ。主人公にはレイプや自殺未遂、妊娠、別れ……と、数々の試練が襲いかかるが、すべて著者自身の実体験に基づいた物語だという。
 となると、ますます原作者の正体が知りたくなるが、原作者の美嘉は、作家経験ゼロのド素人で、完全にベールに包まれている。
 単行本の出版元「スターツ出版」は「プロフィルは口外できません」とにべもない。そこで彼女が公開中のブログを全部チェックし、推察したところ——。
 現在23歳。実家を離れ、現在は都内で犬とともに一人暮らし。ブログを見る限り、働いているふうには思えない。ミスチルの大ファンで、最近は入浴剤にハマっている。映画で主演した新垣結衣(19)と同じように胸の辺りまで髪を伸ばしているそうだが……。アナタの周りに最近、大金を手にしたこんなタイプの子はいませんか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000002-gen-ent