横浜土産のシューマイで知られる「崎陽軒」(横浜市西区)は28日、シューマイなどの原材料表示が重量順となっておらず、日本農林規格(JAS)法に違反していたとして、9種類21品目の商品を店頭から一時撤去することを決めた。
農林水産省は同日午後、同社本社と工場を立ち入り調査して事実関係を確認する。
表示に違反があったのは、主力商品の「昔ながらのシウマイ」や、「真空パックシウマイ」「特製シウマイ」「フカヒレ粥」など。「昔ながらのシウマイ」の原材料表示では、「帆立貝柱」を5番目に表示すべきだったのに、実際は2番目になっていた。帆立て貝柱は乾燥したものを使用していたが、水で戻した状態の重量で計算していたとみられる。