2007年11月26日(月) 19時59分
次期監督岡ちゃんで決まり? 「家庭の事情」が現場復帰の障害(J-CASTニュース)
サッカー日本代表・イビチャ・オシム監督が脳梗塞で倒れて以来、次期代表監督の情報が乱れ飛び続けている。しかし、メディアの「情報戦」も岡田武史元日本代表監督、浦和レッズ・オジェック監督に候補が絞られつつあり、「順当」に行けば「岡田ジャパン」、あるいは「オジェックジャパン」が誕生しそうなのだが…
■今週中にも交渉を行う?
オシム監督が2007年11月16日に脳梗塞で倒れてからすでに10日経過したが、意識は回復せず、いまだ「小康状態」。スポーツ紙上は連日のように次期監督候補の名前が踊るなか、日本サッカー協会もついにオシム監督の続投を断念し、後任の監督探しに着手し始めた。
2007年11月25日に2010年南アフリカ大会の予選の組み合わせ抽選が行われ、日本はアジア3次予選でバーレーン、オマーン、タイと同じ組に入った。初戦は08年2月6日には始まることもあり、今後も「代表監督」をめぐる報道は過熱しそうだ。
そんななか、岡田武史元日本代表監督をめぐり、全く異なる「次期日本代表監督」報道が飛び出した。
まず、「岡田氏代表監督復帰へ」と題して「岡田監督」誕生説を報じたのは2007年11月26日のスポーツ報知。同紙によれば、日本サッカー協会はすでに岡田氏にオファーを出し、今週中にも交渉を行うという。岡田氏は、98年フランス大会で日本代表を指揮し、コンサドーレ札幌を2年目でJ2優勝、03年には横浜マリノスを第1、第2ステージ「完全優勝」に導くなど、日本人の監督候補のなかでは実績的にはずば抜けており、常に代表監督候補に挙がっては消えていた。
しかし、岡田氏は同紙の直撃取材に「何も話すことはないよ」と答えており、真偽のほどははっきりしない。日本サッカー協会も、J-CASTニュースに対して「取材は書面で申し込んで、審査に3,4日必要」と態度を一変させ、事実上「次期監督騒動」については口を閉ざした状態だ。