2007年11月24日(土) 10時00分
この人物のオモテとウラ ほっしゃん。(お笑い芸人)(日刊ゲンダイ)
鼻から口に出す「うどん芸」などピン芸で人気のお笑い芸人「ほっしゃん。」(36)が、長く交際していた管理栄養士の女性(31)と入籍したことがファンへの報告で明らかになった。
「キャップをかぶるとキムタクそっくり」とギャグでのろけるお相手とは13年前から交際、10年も同棲を続けた後、一昨年、一度は「破局」が伝えられたが、今年に入りヨリを戻していた。
ほっしゃん。のペット好きは有名で、自宅は「ほっしゃん。動物園」の異名がある。ひいきチーム・阪神タイガースにちなんで「はんしん」と名づけられたウサギ(なんと、黄と黒のトラ柄なのだとか)はじめ、珍種ガメ、道で拾ったヒキガエルなどなど。“ウサギとカメ”が彼女を“カエル”気にさせた?
ほっしゃん。は上宮高校野球部出身で、元木大介、種田仁とも同級生。吉本総合芸能学院ではナインティナインらと同期、若手ユニット「吉本印天然素材」が休止するまで、宮川大輔とのコンビ「チュパチャップス」で顔を売った。
しかし、その後の人気低迷で99年にコンビを解散。「4年間で3回」しかお呼びがかからないほど“長い冬”に苦しむが、デビュー14年目、コンビ解消6年目にようやく転機を迎える。05年、一人話芸を競う「R—1グランプリ」で優勝し、それまでの生活を一変させたのだ。バラエティーやドラマ、舞台、映画からライブ、ビデオ、CD、単行本の発売まで、まさに引っ張りだこの超多忙な日々に突入した。
山田玲司の対談漫画「絶望に効くクスリ 第9巻」の中でほっしゃん。は、「売れない時に一生分の休みをとったんで、忙しくても平気」「本気やから苦痛にならない」とキッパリ。キックボクサーに背中を蹴られても顔色ひとつ変えず、高所の飛び込み台から瞬時のためらいも見せずプールへと落下したり、命懸けの芸風も、長い下積み経験で鍛え抜いた“芸人魂”のなせるワザか。
そんなほっしゃん。が結婚前提に、何度もプロポーズし続けた10年越しの交際相手と“一時破局”を迎えたのも、上り調子の05年。
「ある日、帰宅すると、彼女は自分の家具、所持品などとともに姿を消していた」と、あるテレビ番組で告白していた。
「いまだ月2回はオネショをする」とほっしゃん。が昨年、自虐ネタを披露した際、隣で寝ていた彼女が“キャー”とも騒がず「ただ事務的に下着を替えてくれた」と、しょんぼりしていたことがあった。
それほどまでにほっしゃん。を知り尽くしたお相手が、長かった下積み時代を支え、今また「モノ好きな飼育員希望」で戻ってきた。“鼻からうどん”の珍獣も、芸にますます磨きがかかる!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071124-00000009-gen-ent