インド北部のウッタルプラデシュ州の3都市の裁判所で23日、爆弾テロが相次ぎ、AP通信によると、弁護士ら少なくとも計10人が死亡した。
テロがあったのは州都ラクノー、ファイザバード、バラナシの3都市で、いずれも裁判所の合同庁舎付近で起きた。バラナシでは3回の爆発があり、少なくとも7人の弁護士が死亡。ファイザバードでも2回の爆発により、少なくとも弁護士3人が死亡したという。
政府当局者は、地元メディアに「混乱を狙った組織の仕業だ。大勢の人が集まる裁判所を狙った」との見方を示した。一方、州弁護士協会は、今年初めに州の弁護士たちがテロの容疑者を弁護しない方針を決めていたことから、今回のテロとの関連を指摘している。
http://www.asahi.com/international/update/1123/TKY200711230174.html