2007年11月23日(金) 21時07分
連合大阪、太田氏推薦で調整 大阪知事選(産経新聞)
来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、連合大阪(川口清一会長)が、近く3選出馬表明する太田房江知事(56)を推薦する方向で検討していることが23日、分かった。連合大阪は今月発覚した太田知事の「政治とカネ」の問題をめぐり、推薦に慎重な姿勢を示していたが、太田知事が20日の会見で反省の態度を表したことにより、けじめがついたと判断した。民主党府連も太田知事推薦を軸に対応を協議する。
太田知事は29日にも正式に立候補を表明、自民、民主、公明、社民の4党に推薦要請する予定。
連合大阪は太田知事の選挙母体「21世紀大阪がんばろう会」の主体で、過去2回の知事選で太田知事を推薦している。
今回の選挙でも当初から太田知事を推薦するとみられていたが、今月になって太田知事が東京の政治団体の事務所を親族が住むマンションに置き、月額5万円の賃料を支払っていたことなどが発覚。これを受け、太田知事が20日の会見で「府民の目線からみて理解していただけない点があった。申し訳ない気持ちでいっぱい」と反省の言葉を述べ、連合大阪は説明責任を果たしたと判断した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071123-00000936-san-pol