JR西日本の山崎正夫社長は21日の定例記者会見で、兵庫県警捜査本部(尼崎東署)によるJR宝塚線(福知山線)脱線事故の捜査について、自らを含め「幹部や担当者数十人が事情聴取を受けた」と述べた。「社長として、元鉄道本部長として、自動列車停止装置(ATS)を含め幅広い範囲のことを聞かれた」と話したが、内容については言及を避けた。
また、負傷者562人とは7割強とすでに示談が成立したと明らかにしたが、死亡した乗客106人の遺族については「5%よりはだいぶ多い数字」と述べるにとどまった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711210041.html