2007年11月20日(火) 10時00分
芸能界の団塊世代にパパ急増の謎(日刊ゲンダイ)
ここへきて芸能界に団塊世代のパパが増えている。
俳優でケーナ奏者の田中健は今年8月に56歳でパパになった。10月には清水國明が57歳で、11月には篠原涼子の妊娠が判明して、58歳の市村正親がパパとなることになった。
もう少し若い世代では近藤真彦が10月に結婚14年目43歳にして子供をもうけた。昨年は当時52歳の松平健の例もあり、まさにおめでたラッシュ。
もっとも、中高年パパの代表格は松崎しげるだろう。今年1月には57歳で3人目の子供を授かっている。
芸能界に中高年パパが増えているのはそんな松崎の影響もあろう。「少子化やリストラでいやな思いをしている団塊世代に向けて、おれでも頑張っているとエールを送りたい」と4人目の子供にも前向きな姿勢が田中や清水らの励みになっているのだ。
それにしても、よく見ると彼らには共通項があるように思える。
体形がメタボではなくマッチョかスリム、性格は前向きでなにごとにも精力的、音楽をやっていていつも声を出していることがキーワードだ。
また、経済的に余裕があることも重要な要素だろう。カツカツの中高年サラリーマンには無理な相談というわけだ。
(芸能評論家・金沢誠)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000003-gen-ent