2007年11月20日(火) 17時27分
「証明写真」の上手な撮られ方が知りたい!(R25)
履歴書、免許証、パスポートなどに必要なものといえば証明写真。写真業界情報誌『月刊フォトマーケット』(フォトマーケット刊)によれば、06年の証明写真の需要は6820万件。このうち34%が自動証明写真機で、96年の11%から約3倍に増えている。もはや証明写真の主役は写真店やミニラボから自動証明写真機に移り始めているようだ。
しかし、機械で撮る証明写真で上手に撮れたためしがない。何年も使う写真だからこそ、写りのいい写真にしたいのだが…。そこで、自動証明写真機のシェアトップの『Ki‐Re‐i』を展開する、DNPアイディーイメージング・営業企画グループ鈴木絵理子さんに、証明写真機での上手な撮られ方を聞いてみた。いつもよりワンランク上の写りを実現するには?
「一度口角を強く持ち上げ、力を抜くと表情が柔らかくなります。その後、イメージよりも強めに口角を上げて顔を作りましょう。ただしその状態を長時間維持するのは難しいので、撮影前は目を閉じておき、撮影直前に表情をつくるのも手。最後に目線を正面の中の自分の目に合わせればバッチリです」(鈴木さん)
なるほど。しかし、免許証のように流れ作業で撮られる場合はどうしても納得のいかない写真になりがちだ。これに関しては、「写真写りレッスン」も行っているアリアフォトグラフィックスタジオ(港区)の永田昌徳さんが注意点を教えてくれた。
「無理に目を大きく見せようすると不自然な表情になります。ストロボがまぶしくて細目になるのを避けたい場合は、事前に蛍光灯などの光で目を慣れさせましょう」(永田さん)
ほかにも、撮影時にアゴを手前に引くと自然にまぶたが上がって目が見開かれるなどのテクニックもあるという。これらのアドバイスを受けて撮影してみた結果、驚くほど納得のいく仕上がりに。これなら堂々と身分を「証明」できそうです。
(R25編集部)
「上手な証明写真の撮られ方テクニック」を見る
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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