2007年11月18日(日) 03時17分
受刑者が刑務官を集団暴行 徳島刑務所(産経新聞)
徳島刑務所(徳島市)で複数の受刑者が刑務官に暴行を加え、けがをさせていたことが17日、分かった。
関係者によると、暴行があったのは16日朝。同刑務所内の工場で、作業中に4、5人の受刑者が、刑務官1人を別室に連れ込み、殴るなどしたという。刑務官は全治4、5日のけが。
刑務官が非常ベルを鳴らしたため、複数の刑務官が部屋に駆け付けたほか、数十人の受刑者らも集まったために、一時騒然となったという。徳島刑務所などが、暴行の原因などを詳しく調べている。
徳島刑務所は、長期刑の受刑者が多く、受刑者の特質を生かして、紳士靴、剣道防具、木工家具類、印刷を中心とした高度な刑務作業を実施している。
【関連記事】
・
少年刑務所の情報流出 職員が無断でデータ持ち帰り
・
刑務所満杯、再犯防げ 政府、予算増で再犯防止対策
・
前橋刑務所で男性受刑者が首つり自殺
・
刑務所健診で国に賠償命令 医務官がん見落とし
・
栃木に半官半民の刑務所 ノウハウ生かし障害者収容
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071118-00000907-san-soci