2007年11月17日(土) 10時00分
トレンド発祥サイト「ニコニコ動画」って?(日刊ゲンダイ)
あの「ねこ鍋」も、バーチャル・アイドル「初音ミク」も、きっかけは「ニコニコ動画」だった——。通称「ニコ動」。トレンドの“火付け役”となっている会員制の動画共有サイトだ。携帯電話向けコンテンツ開発の「ドワンゴ」の子会社である「ニワンゴ」が運営している。
「ニコニコ動画は、米国生まれの『ユーチューブ』のような動画共有サービスの一種。『2ちゃんねる』の管理者である西村博之氏が中心となって運営していて、無料で会員になると誰でも自由に動画などが投稿できます」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)
昨年12月に開設以降、会員数は342万人を突破。右肩上がりで増えている。ウェブ調査会社「ネットレイティングス」によると、1人あたりの平均利用時間は「ユーチューブ」が1時間なのに対し、「ニコ動」は3倍強の3時間14分。これはヤフーの3時間5分やミクシィの2時間52分よりも長い。
「ニコ動の最大の特徴は、投稿動画を見ている瞬間から、コメントを書き込めること。つまり“突っ込み”ができるのです。他人とひとつの作品を共有することで一種の連帯感が生まれるわけです」(井上氏=前出)
寂しい若者が多いのか、みんなが“連帯”に飢えているみたいだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000007-gen-ent