2007年11月14日(水) 10時56分
こうすればいいんだ!ヘアケアの巻(ツカサネット新聞)
髪の毛って死んでるんです。
こういったら驚きますか?
でもこれ、事実です。
髪の毛がぱさぱさなおばさんの髪の毛も、さらさらつやつやなアイドルの髪も、すでに死んでいるんです。
というのも、髪の毛と言うのは、ケラチンというたんぱく質が主成分ですが、頭皮から生えてきた時点ですでに死んでいる細胞なんです。死んでいるから、髪の毛を切っても痛くないですよね。
では、さらさらとぱさぱさの違いはなんなのでしょうか?
それは、その後のアフターケアに違いがあります。
生きた細胞なら、食べ物やサプリメントでじきにきれいになりますが、死んでいる細胞なので、外側から栄養を与えてあげなければいけません。
また、アイドルのような若い女性の場合、ほっておいてもきれいな髪が生えてきますが、これは生えてくる髪が元気なので、伸びてもまだ栄養が残ってます。ですが、歳を追うと生えてくる髪に元気がないので、相当ケアしないときれいな髪にはなりません。
さて、ではどうやってケアするのがいいでしょうか?
基本は
(1)頭皮、毛髪の汚れ落とし
(2)栄養追加
(3)コーティング
(4)保湿
です。
まず、(1)ですが、当然シャンプーです。
シャンプーと言うのは、9割頭皮の汚れ落とし、1割が毛髪の汚れ落としと考えてください。頭皮を洗えば自然に毛髪はきれいになるので、頭皮だけを考えましょう。
市販の洗髪ブラシや指の腹で丁寧に洗います。この際マッサージ効果もあり、血流が良くなるので、良質の髪の毛が生えてきます。
おっと!洗髪する前に大事な作業が!それは頭皮の毛根を開く作業です。
いきなり洗っても毛根が開いてないので汚れが落ちません。ですから、洗髪前に湯船につかり、血流をよくするかもしくは洗面器に湯を張って、頭をズボっとつけて頭皮を暖めましょう。そうしてから洗髪です。
洗髪が終わると、毛根が開いていますが、毛身の毛のキューティクルが全開です。この開いたキューティクルからは髪の栄養が出入り可能になるので、このまま乾かすととんでもないことになります。
この開いたキューティクルから栄養を追加します。その際いいのがヘアパック剤です。
そんなに高級品でなくてもいいです。ドラッグストアにあるような、でかいボトルで1000円程度のものでOK。キューティクルの開いた毛髪にたっぷりと塗りましょう。
この際間違っても頭皮には塗らないでください。
そもそも頭皮近くの髪はまだまだ元気なので塗らなくても大丈夫です。
塗ったら、少し浸透させます。このとき役立つのがラップです。ラップを髪にタオルを巻く要領で巻きます。その後、蒸しタオルを巻いて、さらにその上から買い物袋をかぶります。そうすると、タオルの保温にもなり、非常に良く浸透します。
そのまま(かなり間抜けですので大事な人に見られないように!)、体をあらうなり温まるなりして10分くらいおきましょう。
時間がきたらしっかり流しましょう。流したら最後にコンディショナーです。
このコンディショナーでトップコートするイメージですね。
そうしたら最後はしっかり流します。いくら流しても、必要な分が流れ落ちることはないので、がっつり流しましょう。頭皮にコンディショナーなどが残ると、次ぎ生えてくる髪に悪影響が出ます。
お風呂を上がったらすぐにタオルドライ+温風で乾かします。
熱風で乾かしてはいけません。髪の毛は60度以上で変形します。アホ毛や縮れの原因になるので注意。
仕上げは乾燥後、椿油のようなドライ後に塗るヘアケア剤を塗っておしまいです。
メンドクサイですが、週に一度、週末にでもエステ感覚でやると楽しくヘアケアできますよ!
(記者:よっちゃん)
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