2007年11月14日(水) 10時12分
あなたのおかげで電車が止まっていますよ(ツカサネット新聞)
いつもの時間、いつものようにホームへ上がっていく・・・!?何かが違う。
人の動きが止まっている。既に発車時間を過ぎたはずの電車がまだホームに止まっている。
やっとアナウスが聞こえてきた。「○○踏み切り付近で 警報が発せられました。その安全確認にため・・・・」
またか、今日も又電車が遅れている。
本人は”自分は大丈夫”そう思って警報の鳴っている踏切に入るのだろう。
まだまだ電車が来ない今なら渡れる、行ってしまえ!そうやって遮断機をくぐって行く人を何人も見かけたこともある。
まあ、長い時間待たされイライラする気持ちもわからないではないが あなたのその行動が電車を止めているのですよ。それもそこを通らない電車までも。
これはシステムの問題だと思うが、ある電車が危険を察知し警報を発したとしよう。そうすると付近一帯の電車が安全確認のため運転を一斉に取りやめてしまうことになる。
そう、どう考えても影響がないと思われる路線までもだ。
さらに、どうやらその場所まで係員が行って安全を確認するらしい。さらに、どうもその安全を確認した担当者が戻らないと安全の確認が取れたとはならないようだ
もっともこの程度(踏切内への立ち入り)ならまだかわいいほう?
時には線路内を人が歩いている。その人を安全場所へ移動させるため なんていうのも時々ある。
この場合は大変だ。まず発見した電車の運転士が降りてその人を線路外へ そして、近くの駅から係員が来るまで待つ、その人を駅へ 運転士が戻って ようやく運転再開となる。
下手をすると30分以上かかる(掛かった)こともある。
もし、電車に乗る前なら迂回をしないといけない。運悪く?止まってしまった電車に乗り合わせていたら、じっと待つしかない。
警報の鳴っている踏み切りに立ち入る人。線路内を歩く人に言いたい。
「あなた一人の自分勝手な行動で電車が止まってしまうのですよ!」
(記者:高田 司)
■関連記事
高田 司記者の書いた他の記事
「社会・社会問題」カテゴリー関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000004-tsuka-soci