2007年11月14日(水) 13時04分
コープこうべ食肉不正取引:損賠訴訟 食肉加工会社に全額支払い命令−−地裁 /兵庫(毎日新聞)
生活協同組合「コープこうべ」(神戸市東灘区)の元係長=詐欺罪で有罪判決=らによる架空取引事件を巡り、元係長と共謀したとされる取引先の食肉加工会社に対し、だまし取った約6500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、神戸地裁であった。橋詰均裁判長は「元社長が架空伝票を使った不正請求をしていたことは明らか」として、全額の支払いを命じた。
判決によると、元社長らは03年2〜8月、同組合に国産牛ロース肉を仕入れたように装うなどし、同組合から計3億8000万円をだまし取った。同組合は、元係長らから弁済された分を除いた額の賠償を求めていた。【酒井雅浩】
〔神戸版〕
11月14日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000171-mailo-l28