2007年11月14日(水) 11時31分
コンタクト診療所、一斉監査へ=報酬水増しの疑い−来月初めにも・厚労省(時事通信)
コンタクトレンズ購入者に対する検査を行っている眼科診療所が、診療報酬を水増し請求している疑いが強まり、厚生労働省は14日までに、不正が疑われる全国の診療所に対し、来月初めにも一斉に監査を行う方針を固めた。
監査の対象は100カ所以上とみられ、同省は不正が確認された場合は、保険医療機関取り消しなどの処分を行う方針。悪質な場合は刑事告発も検討する。
昨年4月の診療報酬改定で、コンタクト検査料の診療報酬は、コンタクト関連の患者が全体の7割以上を占める医療機関は、それ以外の医療機関に比べ検査料が半額に引き下げられるなどしたが、一部の診療所でコンタクト関連の患者が全体の7割にならないように装うケースなどが見つかったという。
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